家庭教師のNACKYです。
家庭教師の需要が一番あるのは、
やはり中学受験だと思います。
(地域にもよるかもしれませんが。)
中学受験と言えば、
遅くとも小4頃からは大手塾に通い、
小6ともなると帰宅は夜の10時過ぎ、
というのが定番です。
そして私たち家庭教師の主な役割は、
塾で習う範囲を確実に身につけさせることでした。
ところが最近では、
「塾に行かない」という選択をするご家庭も
珍しくなくなってきています。
私も、ここ3年連続で、塾に行かずに中学受験
(それも進学校)に挑戦するご家庭に伺いました。
今まででは考えられなかったことです。
昨年度伺ったご家庭の話。
私が通い始めたのは小6の8月からでした。
公立小ながらとても意識の高い地域で、
8割以上が私立中に進学するという環境。
もちろんほとんどの子が大手塾に通っていました。
その生徒さんはとても真面目で賢いお子さんでしたが、
早生まれで小柄なこと、
睡眠時間が人より多く必要なこともあり、
大事な成長期に夜遅くまで塾で勉強させたくない、
というご両親の方針で、
塾には行かずに受験をする選択をしました。
塾なしでどうやって今まで勉強してきたのかな?
と不安でしたが、
ご自宅に伺うと、そこはまるで「個人塾」。
リビングに、必要な問題集や参考書はすべて揃い、
勉強に集中できる環境がしっかり整っていました。
共働きのご家庭でしたが、
ご両親でうまく連携し、
「パパ塾」「ママ塾」と称して
ご両親がみっちり勉強を教えてきたとのことでした。
→「パパ塾ママ塾 ~塾に行かないという選択はあり?~ その②」に続きます。
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