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プロ家庭教師歴31年のなっきー先生が語る「子どもがのびのび学ぶ天才」になる秘策

沖縄の高校生が飛行機代を貸してくれた恩人に再会!【徒然日記・旅行記】

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「まさにこの場所」@那覇空港 photo by NACKY

最近話題になっていた、沖縄の男子高校生が
飛行機代6万円を貸してくれた見ず知らずの男の人に、
お金を返したいと新聞記事を通じて呼びかけていた話。
ニュースでもたくさん取り上げられていましたね。

今日、その恩人についに再会でき、お金も無事返せたそうです。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/422620

先月訪れたばかりの沖縄で、
まさについ最近乗ったゆいレール内での出来事とあって、
ずっと気になっていたので、
なんだか我がことのようにホッとしました。

高校生とその父親が、借りていた6万円とともに、
手作りの文鎮や地元の名産品を渡したところ、
その恩人からも、サプライズで「財布」のプレゼントがあったのだとか。
あまりに粋なプレゼントに、高校生は「もうなくしません。」と言って、
報道陣を笑わせていたそうです。

こんな心温まる話が日本中に溢れてくれたらいいですよね。


ちなみに私も独身の頃、似たような体験をしたことがあります。

私の場合、「貸した側」でした。

いつものように家庭教師に向かっていたときのこと。
家庭教師先に着く直前に、サラリーマン風の男性に、
「ここら辺で、お財布が落ちているのを見かけませんでしたか?」
と声をかけられました。

しばらく一緒に周辺を探しましたが、お財布は見つかりません。
その男性は、「どうしよう、今日家に帰れない…。」
とかなり落ち込んでいる様子。
そして、「本当に申し訳ないのですが、必ず返すので、
交通費を貸していただけませんか。」と言ってきました。

大きな一軒家の並ぶ住宅街で人通りも少なく、
他に頼る人もいなさそうだし、
私も仕事を控えて急いでいたこともあって、
とっさにお財布から1000円札を取り出しました。
するとその男性は、
「家は埼玉なので、1000円では帰れないんです。」と言います。
(家庭教師先は都内。)

結局、私はその男性に、3000円を貸しました。

その男性は、必ず返すので、
とポケットからメモとボールペンを取り出し、
私の名前と口座番号を控えると、
丁寧にお礼を言い、去っていきました。

家に帰ってから、家族にこの話をしたら、
皆、「バカだね、それ、騙されたんだよ。」という反応。
私もだんだん、騙されたのかな、という気持ちになっていきました。

そういえば、私が3000円渡そうとしたとき、
できれば5000円くらい…と増額を要求してきたし。
あまりの迫真の演技と、自分も急いでいたのとで、
あのときは冷静に判断できなかったけど、
よくよく考えたらいろいろおかしいよな…。

それでも何日かは、
口座に振り込まれていないか確かめたりしました。

…結局、そのお金は返ってはきませんでした。

人を疑うことを知らない世間知らずだった私は、
まんまと騙されたのでした。

自分のバカさ加減にしばらくは落ち込みましたが、
人を騙すより騙される方がマシじゃないか、
と自分で自分を慰めたものです。

この話は九州の祖母のところへも伝わり、
「いかにもお人好しななっちゃん(私)らしい話ね。」
と、すっかり笑い話になってしまいました。

これには後日談があって、
この数日後、私は何かの懸賞に当たり、
失った3000円の数倍の金額の金券が手に入りました。

なんだか、すごく救われた気がしたのを覚えています。
まさに拾う神あり、ですよね(笑)。

でも、やっぱり、沖縄の高校生の話のように、
「信じたものは報われる」世の中であってほしいものです。

沖縄の高校生の話に、
当時の私まで報われたような気持ちになりました。

高校生とその恩人に、感謝!


【飛行機代を借りた高校生が恩人と再会した話の概要】

男子高校生が与那国島の伯父さんの葬儀に出席するため、
ゆいレール(沖縄のモノレール)安里駅から那覇空港へ向かった。
   ↓
那覇空港駅に着いたとき、
航空券代を入れたお財布をなくしたことに気づき、途方に暮れた。
   ↓
向かいの席に座っていた見ず知らずの男の人が、
那覇空港駅に着いても座席で呆然としていた高校生に声をかけた。
   ↓
事情を聞いた男の人が、高校生に飛行機代6万円を貸してくれた。
   ↓
高校生は飛行機に遅れそうでパニック状態になっており、
お金を貸してくれた人に名前や連絡先を聞くのを忘れてしまった。
   ↓
伯父さんの葬儀には無事間に合った。
   ↓
後日、男子高校生が新聞記事を通じて、
お金を返したいので連絡してほしいと恩人に呼びかけた。
   ↓
翌日、その記事のことを同僚から伝え聞いた恩人が名乗りをあげた。
   ↓
その恩人は、沖縄に母親の実家があるという、
埼玉の68歳の医師ということが判明した。
   ↓
高校生と恩人は再会を果たし、
高校生は無事6万円を返すことができた。
   ↓
めでたしめでたし。