マスクが薬局から消えてから2か月以上経ちますが、
相変わらずなかなか入手できませんよね。
業者さんはどこも、随分前から急ピッチで増産中と言っていますし、
マスクとは無関係だった業界もマスク作りに参入したりしています。
それなのに、なぜこんなにもマスクがないのか不思議でなりません。
医療関係者に最優先で渡っているのならいいのですが…。
※少し調べたところ、需要が今までの10倍以上になっていること、
家庭内在庫が増えていることなどにより、
増産してもまったく追いつかない状況になっているようです。
私も先月の初めに一度だけ、近くの薬局に
開店30分前から並んでみましたが、買えずに退散しました。
買える保証もないのに仕事前に並ぶのはきついので、
それ以来並ぶことはせず、普通に買える日が来るまで
ストックで何とか生き延びよう、と腹をくくりました。
ありがたいことに、それを知った家庭教師先のお母様から
数十枚単位でマスクをいただき、心の底から感激しました。
このご時世に、こんなに貴重ないただきものはありません。
そして先週は、親友からこんな素敵な手作りマスクのプレゼントが🎁
お洒落なリバティ生地の裏にはダブルガーゼがつけられていて、
とてもにしっかりした造りで安心感があります!
彼女はインターナショナルスクールを経営しているのですが、
スタッフさんや生徒さん全員にも手作りマスクを配ったそうです。
なんて素敵なスクール🌟
↓ご参考までに、彼女のスクールはこちらです(勝手に紹介)。
http://www.twinkle-star.info/
そんな品薄が続くマスクですが、
前回お伝えした恵比寿での取材のあと、
たまたま通りかかった駅前の薬局に、
小さな人だかりができていました。
見ると、店員さんが、
ちょうどラックにマスクを並べているところでした。
なんてラッキーなタイミング!と思いましたが、
ガツガツ取りに行くのは嫌だったので、
買えたらラッキー、くらいの気持ちで
ちょっと落ち着いてからラックに近づいたら、
残念ながらラックは空っぽになっていました。
マスクを手にした人たちは次々レジに並び、
あっという間に長蛇の列が。
そんな中、なぜかレジに並ばずに、
カゴを持ったままうろうろしている
30代後半くらいのサラリーマンの男の人が目に入りました。
その人のカゴを見てみると、なんと。
マスクが10袋くらい、ガサッと入っていました。
このご時世ですから、
もちろん購入できるのは「1人1袋」までです。
しばらくすると、携帯で呼び出されたと思われる
同僚らしき男女が続々とお店に入ってきて、
その男の人からマスクを受け取っていました。
それでもカゴの中に余っているマスク数袋。
手に取れなかった人たちが刺すような視線を送っていましたが、
その男の人は、さらに電話で誰がを呼び出している様子でした。
結局、それ以上は誰も取りにくることはなく、
その男の人は残念そうに自分の分1袋を残して、
あとの4袋をラックに戻しました。
おかげで、私はそのうちの1袋を買うことができました。
が、なんとも言えない嫌な気分は拭えませんでした。
この男の人の行為は、明らかに反則です。
電話で同僚にマスクの入荷を知らせるまではいいとしても、
自分のカゴにキープするのは反則です。
あくまでも早いもの勝ちなのですから、
その場にいた人たちに買う権利がありますし、
連絡した同僚が運よく間に合えばラッキー、
間に合わなければ残念でした、というのが常識でしょう。
いい大人が、本当にみっともないです。
自分と自分の周りさえよければいいのかな。
逆の立場だったら、どう思うのかな。
こんなときだからこそ、1人の社会人として、
節度とプライドを持って、協力し合っていきたいものですよね。