こんにちは!
子どものやる気を引き出す専門家、ママたちの応援団、NACKY先生です。
YouTubeで発信した内容を、ブログにも掲載していきます。
今回のテーマは、「受験生にやってはいけないNG行動5選」です。
それではさっそく本題に入っていきましょう!
受験生にやってはいけないNG行動 その1
事あるごとに「勉強しなさい」と言う
これ、普通に言っちゃいますよね、親なら。
でも、これって子どもの心にはほとんど響いていないです。
むしろ、「うざいな。」と思われるのがオチです。
親御さんも、心の底では分かっているんですよね。
でも、だらけている姿を見ると、ついつい言ってしまう、
ということが多いのではないかと思います。
そんなときは、例えば、
「塾の宿題はどのくらいあるの?いつまでにやらなきゃいけないの?
じゃ、〇〇日あるから、今日は〇〇ページまで進めてみようか。」
というように、できるだけ、できるだけ、具体的に伝えてあげてください。
子どもって、一部の大人顔負けのしっかりした子は別として、
ほとんどのお子さんは、何から手をつけたらいいのか分からない、
勉強の仕方がよく分からない、という混沌とした状況なんです。
そこへ「勉強しなさい、勉強しなさい。」と言われても、
ただただ逆効果、かえってやる気をなくしてしまいます。
しまいには、うまいことスルーする方法を身につけるだけです。
ですから、できるだけ、子どもが今何をしたらいいのか、
を一緒に考えて、具体的に示してあげてくださいね。
受験生にやってはいけないNG行動 その2
「自分で決めたんでしょ」と突き放す
ここでちょっとお聞きしたいのですが、
あなたのお子さんは自分から「受験したい。」と言い出しましたか。
志高く自ら「受験したい。」と言い出したお子さん、素晴らしいです。
お友達が塾に行き始めたから、自分も受験すると言い出した、
このパターンも結構多いです。
ご家庭で受験について検討して、お子さんに相談した、
あるいはお子さんの口から「受験する。」という言葉が出るように誘導した(笑)、
というケースも少なくないのではないでしょうか。
あなたのお子さんが自ら「中学受験する。」と言い出したのに、
塾の宿題もなんだかだらだらやっているし、
テストも大して気合いが入ってないし、
もう、いい加減にして!と思ってしまうこと、ありますよね。
こんなとき、ついつい口をついて出てきてしまうのが、
「あなたが受験したいって言い出したんでしょ!」という言葉だと思います。
でも、考えてもみてください。相手は小学生です。
そもそも、子どもは何でもやりたがる生き物。
受験がどれだけ大変かなんて分かっていませんし、
仲の良い友達が受けるって言うから、制服が可愛いから、
校舎が素敵だから、文化祭が楽しかったから、など、
動機は単純だったりします。
ときには、自動販売機に好きな飲み物がたくさんあったから(!)、
なんて理由で受験したいというお子さんだっているんです。
ですから、たとえお子さんの口から「受験したい。」と言ったとしても、
受験しようと決めたことを「お子さんのせい」には
どうかしないであげてください。
中学受験は、子どもだけでは絶対に戦えません。
お子さんが思うように勉強してくれなくて
イラっとすることもあるとは思いますが、
「一緒に戦おうね!」「一緒に乗り越えようね!」という姿勢を
たくさんお子さんに見せてあげてくださいね。
必ず、お子さんに伝わりますから。
受験生にやってはいけないNG行動 その3
「好きなようにしていいよ」と子どもに任せる
これ、一見、よさそうに思えませんか?
自主性、自立性を重んじているよい行動、にも思えますよね。
「あなたの好きなようにしなさい。」「お母さんはどっちでもいいよ。」
「好きな学校受けていいから、自分で調べてね。」などなど、
選択の自由を与えるのはいいことですが、
いくら意思のはっきりしたお子さんでも、そこは情報弱者の小学生です。
「あなたのことだから、あなたが自分で決めてね。」というスタンスは、
場合によっては丸投げ、任せっきり、となってしまい、
子どもはどうしたらいいか分からなくなってしまいます。
お子さんにはまず、どんな選択肢があるのかを知らせることが必要です。
そのためにも、お子さんの考えや興味のある方向をよく聴き、
共学と女子校・男子校どちらに向いているのか、
どんな部活をやりたいのか、校風は自由なのか伝統を重んじているのか、
その学校に入るためにはどのくらいの成績が必要なのか、
など、お子さんと一緒にしっかりリサーチしてほしいのです。
そして、親御さんの方向性も含め、選択肢を絞った上で、
「好きな道を選んでいいよ。」と選択権を与えてあげてくださいね。
くれぐれも、親御さんだけで決めた選択肢のみを提示するのはやめてください。
自分の進路を自分で選択した、とお子さんが思えることが、
その後の人生において、何よりも大切になってきますので。
受験生にやってはいけないNG行動 その4
「このままじゃ、どこにも受からないよ」と脅す
これも、ついつい言ってしまいませんか?
親御さんとしては、危機感をあおるのも時には必要、
と思って何気なく言っているのかもしれませんが、
ネガティブワードは百害あって一利なし、です。
言葉は「言霊」というように、言えば言うほど脳に浸透していきます。
また、否定形は、それだけで脳にダメージを与えます。
ですから、できるだけ「ない」という言葉は使わないでください。
志望する学校に偏差値がなかなか届かず、
このままじゃ受からない、と思っても、
言葉にする前に一呼吸置いて、
「今の力では難しいかもしれないけど、まだあと〇か月あるから、
今からでも頑張れば、〇〇中に合格できるよ!」という風に、
ポジティブな言い方に変換してください。
ポジティブな言葉の積み重ねが、脳に浸透していって、
脳が自然と「その言葉通り」の方向に行こうと動き始めます。
あなたのポジティブワードは魔法の言葉です!
受験生にやってはいけないNG行動 その5
子どもに勉強を教える(特に算数)
これは本当に、家庭教師にとっては最もやってほしくないことの1つです(笑)。
たまに、自分は理系出身だから、数学は得意だったから、
と言って、口出しをする親御さん(特にお父さん)がいるんですけど、
これは絶対にやめてください。
中途半端に教えるものではないです。
中学受験経験者でも、やめた方がいいです。
時代もまるで違いますし、何よりも、子どもが混乱します。
中学受験の算数は、もちろん数学の土台にはなりますが、
基本、数学とは全く「別の学問」と考えてください。
塾の先生なり、家庭教師の先生なり、専門的な知識を持った先生が、
順を追って、筋道立てて、しっかり子どもに分かるように
線分図や面積図を使って教えてくれているはずですので、
親御さんは「サポート」に徹してくださいね。
数学的な思考法や、つけ焼き刃の知識でお子さんに算数を教えるより、
「信頼できる先生」を見つけることの方が、何百倍も効果的です!
ただし、社会や理科の知識分野については、
お子さんと一緒に学び直すつもりで教えてもらっても大丈夫ですよ!
受験生にやってはいけないNG行動 まとめ
というわけで、「受験生にやってはいけないNG行動5選」をお届けしました。
その1 事あるごとに「勉強しなさい」と言う
その2 「自分で決めたんでしょ」と突き放す
その3 「好きなようにしていいよ」と子どもに任せる
その4 「このままじゃ、どこにも受からないよ。」と脅す
その5 子どもに勉強を教える(特に算数)
今日からしっかり実践してくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも受験のお役に立つ情報をお届けしていきます。
それではまた次回、楽しみにしていてくださいね!
【NACKY先生プロフィール】
NACKY先生 / 渡邊 奈津紀
子どものやる気を引き出す専門家、ママたちの応援団。
プロ家庭教師歴30年、数百人の生徒を志望校合格へ導く。
オリコン顧客満足度1位を取得したこともある家庭教師派遣センターで
看板講師として教えてきた経験と、心理学的見地から、
子どもが「自ら学ぶ天才」になるための方法をママたちに発信中。
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