※写真はイメージです。本文の金魚とは関係ありません。
娘たちも中高生になり、子育ての悩みも
昔とは種類が変わってきた今日この頃。
子育てをふり返る余裕はまだまだないけれど、
ときどき過去の写真や日記に触れると、
愛おしい日々がよみがえります。
こちらのコーナーでは、そんななつかしい
過去の記事を紹介していきます。
前回の記事では、13年前の我が家の金魚の
とんだ災難からの救出劇を紹介しました。
初代小赤5匹のうち3匹は天国に行ってしまったものの、
その翌夏もお祭りの金魚は増え、小赤5匹、出目金3匹、計8匹に。
この頃、金魚が増えたためか、水槽内いじめに悩んでいましたが、
そんなとき起きた怖~い事件が…。
※ちょっとグロテスクな内容を含むので、苦手な方はご注意ください。
金魚の本性を見た《2008/1/10の記事》
昨年末、元気を失くした1匹の金魚を
別の水槽に隔離したことは、前回お知らせした。
(補足)弱った金魚が他の金魚に追いかけ回され、つつかれていたので、
別の水槽に隔離した記事をこの記事の前に書いています。
お蔭様でその金魚はすっかり元気になり、
もういつでも元の水槽に戻せる状態となった。
さて、ホッとしていたのも束の間、
今度は黒出目金に苦難が訪れた。
先週末の夕方頃、だんながふと水槽を覗いたら、
黒出目金の長~いはずの尾びれが半分以下になっていた、と言うのだ。
「あれは他の金魚に食べられたとしか思えない。」とだんな。
確かに、病気で尾びれだけがなくなるとも考えにくいし、
何より尾びれの減り方が、まさに「食い荒らされた」という感じなのだ。
被害は尾びれだけでなく、腹びれの方にまで及んでいた。
やっぱり「水槽内いじめ」が起こっているのか…。
残念だが、いくら楽天家の私でも、そう考えざるを得なかった。
隔離した金魚が隔離する前追い回されていたのも、
「元気出せよ!」ということではなく、弱い者いじめだったということだ。
エサは十分に与えられているはずだ。
それでも「食べたいときにエサがない状態」に
耐えられない金魚がいるのかもしれないと思い、
またもや少しずつ溶け出すタイプのエサを与え、
水槽内が「常にエサのある状態」になるようにした。
次の日の朝。
私は水槽を見て愕然とした。
なんと、例の尾びれを食い荒らされた黒出目金の、
最大のチャームポイントとも言える「目」が
片方丸々えぐり取られていたのだ…。
金魚って、なんて恐ろしい生き物なんだろう!
究極におなかが空いて、どうしようもなくなって、
仕方なしに共食いするのなら、まだ分かる。
でも、現実の金魚の行動は、理解の範囲を超えていた。
そういえば前にも、こんなようなことがあった。
ある朝エサをあげるために水槽を覗いたら、
1匹の金魚の様子がおかしい。
普通に泳いではいるが、何かが他の金魚達と違う。
何が違うんだろう…とよーく見てみたら、
その金魚には「口」がなかったのだ。
昨日までは確かにあったはずの口が…。
そのときも私は、何かの病気か、
元々奇形で私が見逃していただけなのか、と思っていた。
いや、思おうとしていた。
あのときの私は、現実から目を逸らしたのかもしれない。
あの金魚の口も、黒出目金の目も、
他の強い金魚が食べてしまった、それが現実だ。
それでも黒出目金は、しっかりと生きている。
悲壮感を漂わせるでもなく、「ごく普通に」泳いでいる。
エサを与えれば他の金魚達と同じように勢いよく食べ、
夜になればちゃんと長いフンをしている。
雑草以上の逞しさだ。
金魚とは、残酷で、そして図太い生き物。
今はそう確信できる。
水族館もペットショップも、
きっとそういう部分をひた隠しにしているだけなのだ。
夢を与えなければいけない場所だから。
これからあの残酷で図太い金魚達とどうつき合っていこうか。
答えは当分出そうにない。
今でも鮮明に覚えています。
弱肉強食を目の当たりにした衝撃的な事件でした。
このときはまだあまり知識がなかったのですが、
水槽が狭くなってくると、金魚も縄張り争いをするようです。
一定数を超えないようにすること、
隠れる場所を用意すること、などが、
水槽内いじめをなくすコツのようですね。
猛暑が続くこの季節には必須!水槽冷却ファン。
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