家庭教師の目🌱

プロ家庭教師歴31年のなっきー先生が語る「子どもがのびのび学ぶ天才」になる秘策

今年も大混乱!埼玉・千葉の入試が始まりました【中学受験・家庭教師】

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「広がる空」@雲の上 photo by NACKY


www.nacky-seven.tokyo

家庭教師のNACKYです。

先週より、埼玉県、千葉県など、1月校の受験が始まりました。
東京都内の私立をメインに受験するお子さんたちも、
言葉は悪いですが、「予行練習」的位置づけで
埼玉や千葉の学校を受験するケースは少なくありません。
そのため受験者数も多くなる傾向にあるのですが、
埼玉県の名門・栄東中などは倍率40倍以上と、
毎年多くの受験者が押しかけ、
大宮駅の大混雑はもはや風物詩となっています。
今年も大宮周辺の大混乱は避けられず、一部の受験生に対し、
試験時間を遅らせる対策を取った学校もありました。

そんな混乱を見越して、
また、当日落ち着いて試験会場に向かえるように、
近隣のホテルに宿泊した受験生もいらっしゃったと思います。

私の生徒さんも、
前日夜から近隣ホテルに泊まって受験に備えたのですが、
ホテルでちょっとした事件があったそうです。

夜、私の生徒さんが勉強に集中していたら、どこからか、

「見直ししたの?!」「ちゃんとやりなさい!!」

などの罵声とともに、
ドッタンバッタン物音が聞こえてきたそうなのです。
生徒さんによると、
このまま事件に発展するのでは?と思うほどだったとか…。

前日の夜、そんなことをして、いったいなんになるのでしょう?
応援するどころか、萎縮させてしまうだけですよね。

それ以前に、これは立派な教育虐待です。

ホテルでこんなことをやっているくらいですから、
家でも日常茶飯事なんだろうな…と、
そのお子さんが心配になってしまいました。

合格してほしい!という気持ちは痛いほど分かりますが、
11、12歳のお子さんが、
たった1人で試験に臨むプレッシャーは、
想像以上のものだと思います。
それに、合格・不合格は、その年の問題の傾向や、
周りの受験生のレベル、受験者数によっても左右されます。

どうか、「結果」のみにフォーカスせず、
今持っている力をお子さんが最大限発揮できるよう、
親御さんは広い視野と大きな心で、
余裕を持ってサポートしてあげてください。

失敗しても大丈夫。
中学受験の結果で人生がすべて決まるわけではないのですから。



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