家庭教師の目🌱

~プロ家庭教師歴20年以上のNACKY先生が語る受験・子育て・自分育て~

長い目で見た「成功」を目指そう【中学受験・家庭教師】

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「道は続く」@富良野 photo by NACKY

家庭教師のNACKYです。

もしも中学受験を目指しているお子さんが、
受験をやめたいと言い出したら、
皆さんならどうしますか。

自分から受験すると言ったのに!
自分から塾に通いたいと言い出したのに!

親もそれなりの覚悟をして臨んでいるわけですから、
冗談じゃない、と思いますよね。

でも、よく思い出してみてください。
お子さんから受験したい、と言い出したとしても、
親御さんが誘導しているケースは少なくありません。
きっかけが、仲のよいお友達が受験をするから、
という単純な理由だったのかもしれません。
また、本当にお子さん自身が受験したくて
始めた塾通いでも、
想像とは違った、やりたい勉強とは違った、
ということも、大いにありえます。

お子さんは、
特に中学受験の年齢のお子さんは、
よく分からないまま
「受験したい」「塾に行きたい」
と言っていることが結構多いのです。

そんなときは、

あなたからやりたいって言い出したんでしょ!
一度やると決めたんだから最後まで頑張りなさい!

と言う前に、なぜやめたくなったのか、
じっくり聞いてあげてくださいね。

その塾が合っていないだけかもしれませんし、
授業についていけていない、
反対に、簡単すぎてヒマしてしまっている、
友だちとクラスが離れてしまってつまらなくなった、
学校の友だちと遊ぶ時間がない、など、
お子さんによって理由はさまざまだと思います。
あるいは、もっとやりたいことが他にある、
という前向きな理由かもしれません。

その理由に沿って、
ご家庭でよく話し合い、
お子さん自身が納得した上での選択だったら、
今の塾を続けたとしても、
塾を変えたとしても、
受験自体をやめたとしても、
自分自身の選択に自覚と責任を持てたとき、
それはその子の成長につながるはずです。

目の前の受験に「成功」することは、
素晴らしいことです。
本人とご家庭の努力の賜物だと思います。

でも、「成功」とは、目の前の受験で
いい学校に受かることだけとは限りません。

受験には「失敗」したとしても、
その経験を通してお子さんが成長した、
だから受験をしてよかった、
と心から言えるご家庭のお子さんは、
そこで腐ることもありませんし、
次に向けても頑張れます。

そして高校受験で見事志望校に合格、
というお子さんもたくさん見てきています。

子どもにはそれぞれのペースがあります。
目先のことに一喜一憂しながらも、
長い目で見た「成功」を目指し、
長い目でお子さんを見守っていけたら、素敵ですね✨