9月中旬、文化祭シーズン真っ盛りですね。
我が家の高2の長女も、「最後の文化祭」を満喫していました。
※高校にもよると思いますが、
長女の学校では文化祭に参加するのは高2までで、
高3生は朝出欠だけ取って、少しだけ文化祭を見学したら、
それぞれの場所で自習モードに入る子がほとんどだそうです。
さて、今年の文化祭では、私も後援会の理事として目一杯働きました。
学校側より昨年に引き続きパーラー出店の要請を受け、
「合格焼きそば」「米粉のお好み焼き」
「開運 繁慶嬉(パンケーキ)」「ドリンク」を販売。
すべて100円とあって、パーラーは大盛況、常に長蛇の列でした。
※商品名は校長先生命名です。
私は当日2日間のみの参加でしたが、
文化祭対策委員会の方々は何度も学校に足を運び、
試行錯誤を重ね、試作品をいくつも作り、皆のシフトを調整し、
綿密な計画を立て、大量の食材を揃え、前日も万全に準備を整え…
皆さん脱帽ものの活躍ぶりでした。
そこに当日参加者の力が加わり、総勢約60人体制。
本当に素晴らしいチームワークでした。
※祭りのあとの静かな玄関先で、こんな可愛い小枝のメッセージ発見!
(見つけたママさんすごい。)
こんなに食べたかったのねと嬉しさ半分、
ちゃんとパンケーキ食べられたかなと心配半分。
やり切ったあとの打ち上げのお酒は格別に美味しく、
3次会まで語り尽くしました。
その3次会で、とてもいい話を聞けたので、共有しますね。
文化祭ではパーラーの他にも「後援会ブース」を設けるのですが、
その中に父兄への質問コーナーがあります。
長女の学校は公立中高一貫校なのですが、
入学希望者は、学校生活や受験のことなど、
実際にその学校に通っている親御さんにいろいろ質問したいですよね。
ブースで質問を受けつけていたあるパパさんによると、
質問しにくる親子には、大きく分けて2つのタイプがあるそうです。
①座った瞬間、親の方が積極的に質問してくるタイプ
②子どもが積極的に質問し、親は横でにこにこ頷いているタイプ
そして、受験が終わって学校生活が始まると、
子どもたちは「あること」に気づくそうです。
あ、あの子、そういえば文化祭のときにいろいろ質問していたな。
そういえば、お母さんの横で黙って聞いていた子は見かけないな。
つまり、①のタイプより、②のタイプの方が合格率が高いと言えそうです。
中学受験は親の受験(公立は受検)という側面もあり一概には言えませんが、
一番大切なのは、やはり本人の「主体性」なのだと
改めて確信を持てた話でした。
「何を聞くか」以上に、「誰が聞くか」が大事なのですね。
特に公立中高一貫校は倍率が8倍とか10倍とかになるほど競争率も高く、
試験(検査)内容も思考力を問うひねったものが多いので、
与えられた課題をひたすらこなすより、
常日頃から自分で物事を深く考えている子の方が合格しやすいわけです。
普段からしっかり考えている子なら、
なぜこの学校に行きたいのか、
この学校でどんなこと(部活でも、勉強でも)ができるのか、
校風は自分に合うか、宿題はどのぐらい多いのか、などなど、
自然と聞きたいことはあふれてくるはずです。
子供のためを思うなら、親は口や手を出しすぎることなく、
健康面と環境面を整えることに専念し、
あとは本人を信用してあげたいものですよね。
そしてこの学校の保護者には、そういう人が本当に多いなと感じます。
もしこれから志望校の文化祭に行く方がいましたら、
お子さん主体で文化祭を回り、
お子さん主体で質問するようにしてほしいなと思います。
一歩、合格に近づくかもしれません。
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